偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

お医者さまの言うとおり。~お悩み解決XXX外来~ CASE2 (CV:茶介)

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Venerdi発セックスカウンセリングを扱う外来の医者によるカウンセリングと治療がテーマのシリーズ第2弾。声は茶介さん。
過去の失敗でセックスに恐怖心を持つヒロイン。男性と付き合っても深い仲になれず、別れを繰り返している彼女、これではいけないとセックスカウンセリングを受ける決心をします。予約したクリニックに来たものの、担当医は不在。看護師の男性奥野が謝罪しますが、医者はパチンコに行っていて遅刻というトラブル。初日からいきなりです。彼女の前に現れたのは筧美信(かけい・よしのぶ)という医師。ゆるく飄々とした調子でしゃべる38歳の彼は、自らをおじさんと呼びます。遅刻しても悪びれる様子はなく、ヒロインにカウンセリングをほどこします。第1弾同様専属の担当医が就き、患者に寄り添った治療を行うことになります。

 

セックスに恐怖心を持つヒロインに何に恐怖を感じるか聞き出します。男性よりもセックスに怖さを持ち、未経験と言う彼女。診療と称して筧に身体を触れられ、徐々に慣れていく過程が描かれています。
最初は手を握ったり、服を着たまま身体に触れたりと徐々に馴らしていきます。おどけつつ声掛けして彼女の緊張を解きほぐしていく筧。首筋にキスして耳に行き、下に行こうとしますがまだ怖さがある彼女を気遣いその日の治療は終わり。治療後疲れてベッドで眠っていた彼女に声を掛ける筧。みんなと比べて出遅れていると言うヒロインに、誰かと比べるものじゃないと優しく諭してくれます。

治療が進み、診察室のベッドで筧に下半身を口で奉仕されているヒロイン。進みすぎです。そうされることにもう抵抗がないヒロインに、されるばかりではいけないと言われ男性に奉仕する指導を受けることに。筧の身体を使って具体的に指示され、手と口を使い奉仕します。というか彼女未経験だよね?見るの初めてとか言ってるし。未経験の人にそこまで教える必要があるのかと思って聞いていたら、ヒロインのふとももにはさんで筧が達するところまでするとかまじか。本番寸前までして彼女も興奮しててエロいです。
治療も最終段階まで進み、トラウマが直ってきていると筧に告げられます。セックスはこの人と思う人とするべきという筧に、先生としたいと言うヒロイン。治療で身体に触れられ心を許し、欲情を覚えた彼女は筧に惚れてしまった様子。優しく接してくれますが、あくまで主治医として線引きし好きという言葉を言わせない筧。最後にキスしたいという彼女に、本番をする際はじめてキスします。というか今までキスしてなかったんかいという。遊女が客とはキスしないみたいなやつなのか。ゴムの付け方も指南され、基礎をしっかり覚えようと本番でも指導モード。優しくされるだけでなくやや強引に最後までします。

ステラ特典「後日談:再会」
本編終了後、クリニックの外で再会した二人の話。筧が入ったバーにやって来たヒロイン。あの後男性と付き合い行為に及んだものの、筧と比べてしまい本気になれないという彼女。ヒロインを好きになることはない、それでもいいならと言う彼。二人はホテルへ。通常では特典CDはハッピーエンドやおまけ的な内容であることが多いですが、ここでは予想が裏切られる展開に。本編では聞くことがなかった筧の一面を聞くことになります。筧の対応もひどいですが、一途というか依存気味のヒロインもどうかと思いました。年齢差もありますが、ヒロインが幼く感じます。筧は最後まで食えない男といった印象で、なんとも言えない気持ちに。これを聞くのと聞かないのとでは今作の印象にかなり差が出ると思います。いい印象のまま終わりたいなら、本編のみで終わるのが吉です。

第一弾との対比の意味も含まれているのかと思いますが、堅物だけど恋人のように接して本気になっていく桐島に対し、飄々と接し医師として線引きしてくる筧と対照的です。18推的には過激な内容ではないものの、治療と思うとそれはどうなんだとぐるぐるしてしまう作風。過去の経験で傷心の女性に寄り添いかつエロいこともするので、どう聞いたらいいのか悩みます。リスナーの立ち位置によって評価が分かれるシリーズかと思います。