偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

続・それはささやかな恋のはじまり 片平文哉/三浦綾人(CV:茶介・櫻井真人)

f:id:mitohino:20180603224218j:plain

アプリコット1長寿シリーズのアフターがリリースされました。レーベル創立間もない頃から不定期で続いている人気シリーズ。1作目からなんと3年後リリースのアフターですが、物語の上では1年後の話。「添い寝」シリーズのアフター同様、二人で1枚のスプリット盤です。出演は茶介さんと櫻井真人さん。前作は第一弾の片平文哉編は聞いていて、三浦綾人編は未聴です。

 

1~3トラック目は片平文哉のターン。ヒロインが働いている会社と取引先の社員である文哉が出会い、一緒に仕事しているうちに惹かれあって文哉が告白、お付き合いに至りその後もうまくいっている様子。休みの日、文哉の部屋で彼と一緒に目覚めるところからスタートします。休みだけど文哉は休日出勤。ゴミ出しやお土産の話とか、同棲はしていないもののすっかり馴染んでいる二人。
夜帰宅する文哉。夕食前にお風呂に入ることにして、すでに入浴を済ませていたヒロインが文哉の髪を洗ってあげる展開になります。二人でお風呂にいるため、そういう気分になるということでヒロインに触れる文哉。最後まではせず、続きはベッドですることになります。付き合ってしばらく時が経っているため、どちらも積極的です。穏やかですが以前よりも余裕で、少し言葉攻めありの熱い濡れ場でした。そしてお互い用意していたことがあるということで、同じことを考えていた模様。想像がつく流れですが、日常会話がつながっていてそうなるのねという萌える展開です。

 

続いて4~6トラック目は三浦綾人のターン。出会った時はカフェ店員、現在は美容師の彼。ラテアート用のお揃いのカップをお店で二人で選び、家でラテアートを一緒に作ります。ヒロインをからかったり呆れたりしてますが、褒めたり感心したりと距離の近さを感じるやり取りです。友達の延長のような気さくなカップル像をイメージしました。櫻井真人さんは明るく元気な役が似合う声の方ですが、社会人の彼氏ということで明るいけど低めのおどけた調子の声で、自然な演技が好印象。夕食の後、お風呂上りにベッドに行くことに。優しく誘うような口調で、ちょい俺様の会話しながらの攻めがナイスです。

事後に再度お風呂に二人で入ることに。ライターさんの好みなのか、男性キャラクター二人ともお風呂が好きですね(笑)。ここでもちょっとしたサプライズがあり、何だかんだ言って彼女のことを気にかけてます。ペンギンの話がのろけていて微笑ましいです。入浴後、ヒロインの髪をカットする綾人。ヒロインへの愛が滲み出ていて、ごちそうさまでしたな話。

 

二作ともささやかな内容と会話ですが、それほど二人でいることが自然で馴染んでいる風景が描かれていました。ささ恋は女子が憧れる普通っぽく見える恋愛を描くことに徹底していて、乙女系とはこういうものと思い知らされました。萌えしかない世界に、ほっこりしました。