Venerdi発の三角関係を描いたシリーズ第二弾。今回はヒロインの行きつけのバーのマスターが茶介さん、ヒロインの彼氏が一夜愛さんでバーのマスターが略奪愛する話です。
学生時代からの付き合いである彼氏、大森景はフリーターで定職に就かずギャンブルする金をヒロインに無心するというダメ彼氏。彼とケンカするたびに行きつけのバーのマスター紺野匡貴に愚痴って呆れられているヒロイン。
景とバーにやって来たヒロイン、紺野は接客しつつさんざん悪口を聞かされていたのもあって景のことを良く思っていない様子。ヒロインの服をお酒で濡らしてしまったと彼女の服を吹くため二人でトイレへ。景のことをろくでもない男と言いつつキスされ迫られます。
かなり展開が早く、紺野がヒロインや彼氏に呆れたり攻撃しつつ言葉やエロでどんどん迫ってきます。景がチャラくわがままで子どもっぽい彼氏で、マスターの大人っぽさがより際立つ描かれ方でどちらがいいか一目瞭然。気持ちを伝えてきて更にエロで畳み込んでくるのであっという間にマスターのとりこに。
純愛を求めて聞くとツッコミどころ満載ですが、ストーリー性は欲しいけど深刻な作風は避けたい人向けかと思います。以前の作品ですが、モノクロームの「危ないトライアングル」シリーズに似た印象です（本編に３Ｐ展開はないですが）。
彼氏とはっきり別れてない状態で紺野と身体の関係持ったり、男の修羅場が聞けたりとすんなりいかない展開が面白く感じました。
エロは大人の余裕ある、でもがっついてくる濡れ場で敬語攻めがおいしいです。すでに付き合っているカップルではなく、これから惚れさせていこうと情熱的に迫られるのがまたいいです。真面目そうに見えて挑発してきたりとぼけてみせたり、中の人効果か肉食なバーのマスターで楽しいです。
